ぐるぐる回る2010、とりあえず終わりました。
普通ならここでフェスを振り返ろうってな作業があるわけなんだけど、そんなものは放りなげて、今は「ぐるぐる回る2010秋」をやろうぜ!ってな気分です。
誰も賛同してくれないと思うけど。
だって、一度経験することによってはじめて理解できたことがたくさんあるんだよ。
このフェスの楽しみ方、音のこと、タイムテーブルの組み方(お客さんの動きを読んだタイムテーブルのあり方)はやってみないことには全くわからなかった。
会場案内のやり方、立ち入り禁止ゾーンの設定、スタッフの交代体制、搬入搬出方法などは廃校フェスとは比較にならないほど複雑化した。
そして、キュレーションのあり方、運営体制のあり方も、廃校フェスのやり方では全くカバー出来ないと感じた。
僕はキュレーターの端っこにしがみついてるくらいのポジションなんだけど、次は事務局長くらいにでもなってやろうかと思ってるよ。
細かい仕事は全部引き受けるから、主催者の竹内さんにはもっと大きな仕事をしてもらうべきだと思う。
この感覚を忘れないうちに「ぐるぐる回る2010秋」をやるべきだと思うのだが、誰か賛同者いますか?
いないよねー。
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ぐるぐる回る2010に足を運んでくれたお客様、出演者、スタッフには本当に感謝。この人たちに感謝を表す最善の方法は、フェスを続けることだと思う。
日本のあらゆるインディーズムーブメントを一同に会するというフェスを、もっともっと良くすることが最大の恩返しになると考えていますよ。
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twitterのタイムラインをぼーっと読んでたら、誰かが「埼玉スタジアム無駄遣いフェス」って書き込んでた。
なんて素敵なキャッチコピーだろう!!
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うちのスタッフと某H大学舞台技術研究会のみんなはほんと良くやってくれた。僕が手伝おうとすると、邪魔だと言わんばかりだったな。
さすがです。
僕が最高に好きな出演者を集めたので、ライブは言わずもがなで上がりまくりだった。
急な肺炎で寝込んでたのにギター担いでやってきてくれた人もいた。
僕は出演キャンセルで構わないと思ってたのに、彼は来てくれた。
お客様を絶対に裏切らない彼の姿に、泣きそうになった。
お絵描き教室、ゲーム&盆踊り、Pマンなどのライブ以外のイベントも、僕はこれからも大切にしていくよ。
もっともっとお客様が参加しやすい体制、落ち着いて参加できるやり方を模索していきたいと思う。
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僕の個人的なことなんだけど、今回は準備期間でヘトヘトになってしまった。フェスが始まったら始まったで、いろんな不備が見えてきて、みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。
そして半ば思考停止状態に陥ってた。
昨日の僕はかなり険しい顔をしていたんじゃないかな。
僕の理想とするフェス当日のキュレーター像は、なんもしないでニコニコしてるだけの存在。誰かが困っていたり質問してきたら、その時はちゃんと応えられる存在。
いざっていう時に頼れる存在がキュレーターのあるべき姿だと思う。
なんもしないのは今回も実現できたから、次はちゃんとニコニコしていようと思う。
今朝、某H大学に機材を返却しに行った。
Eステージのキュレーター、森下シンゴさんも来ていた。
この人の笑顔に僕はなんど救われたか。
格の違いを見せつけられた。
まじで尊敬します。
とりあえず、おわり。