2010/09/11

【四月馬鹿】ヘンヒェン・ミット・ポメス 第213話






満月が4つ揃ったとき
それまで顔をださなかった星々が
いっせいに瞬きはじめました

それは天空に浮かぶ
大きなくじらでした

なんということでしょう
月はまったく関係が
ありませんでした

一番小さな緑の月が
かろうじて瞳の役割をはたしたのみでした


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